持つべきものは後輩、ってか?
2月23日。今日は後輩某氏に特に頼み込み、
試験場のコース開放を利用して練習をさせてもらうことにした。
コース開放の制度は以前に二俣川自動車学校を経由して利用したことがあるが、
指導者を自前で調達できれば一般の人も利用できる。
車を持ち込めば料金は1時間3500円で、
ふつうの自動車学校より若干安い(と思われる)金額で練習が可能だ。
ただ、純粋なコース代として考えるとえらく高い。
このような「試験場のコース開放」は徐々に広まっているようなので、
神奈川県以外の人も要チェックだ。
実際の試験場で練習すると、技能のない者にとっては安心感が得られる。
13時から予約してあったのだが、渋滞したので到着は12時30分を回ってしまった。
30分前には着いておくようにと言われていたので冷や汗ものだったが、
実際には特に文句を言われることもなく受け付けてもらえた。
あと、車検証、保険証(強制、任意)を提出しろと書いてあって、
「任意保険の保険証までは持ってる自信ないですね」と後輩に言われたが、
実際には車検証すら見られることはなかった。けっこういいかげんなものだ。
許可証とマグネット式の番号シール(車体に貼る)を受け取り、いざ練習開始。
仮免を受験するわけではないので、ターゲットを方向変換と縦列駐車の2つに絞り、
まずは方向変換から。実際の試験で使うところで練習できるのはありがたい。
この前の試験では見事にハマった方向変換。
その後、方法をあらためて調べて頭では納得したのだが、
実際にやってみるとどうしても左側が空いてしまい、
駐車スペースには入るものの右折で出るのが苦しい状態。
ただ、何度かやると大幅な曲がり遅れはなくなったし、
「このままだと左が空くな」ということが曲がり始めで分かるようになる。
完全に入りきる前に曲がり遅れに気がつけば、
「本山交通公園式幅寄せ法」で比較的かんたんに対応可能なので、
何とかなりそうだ。
あと、運転のうまい後輩は「困ったときのヒント」を教えてくれた。
なんとかスペースには収まったものの、
右側に余裕がなくて右折で出ていけないというときには、
発車時にいったんハンドルを左に切り、
ほんのわずか(鼻先が曲がる程度)だけ進んだあとに右折をすると、
車の右側にスペースが生まれて曲がれるようになるのだという。
「本来はけん引車が曲がるときの方法なんですけどね」とは後輩の弁だが、
よく知っているというか何というか。
んで、次、縦列駐車。
これまで試験では方向変換ばかりだったので、実際の試験でどこを使うかは不明だが、
それっぽいコースが見つかったので入ってみる。
本線車道に面しているので若干不安だったのだが、不安は的中、
某D校の指導員に「ここでやるな」と怒鳴られた。
こういうローカルルールは暗黙の了解ではなく明示してほしいものだ。
でないと、せっかくのコース開放が「非指定校の練習場所」と化してしまう。
しかたなく、別の縦列駐車の場所を探してみると、いちおう見つかった。
具体的な場所は、発着場を出て突き当たりを右折した、信号のある交差点のところ。
前後の道路のつくりが変で、実際の試験には使いにくそうだが、
それでも複数の自動車学校がここで練習していたので、
気兼ねなく練習できる場所はここしかないのだろう。
順番待ちをして、ようやく縦列駐車をやる。
最初のハンドルの切り始めはまぁいいとしよう。
ハンドルを戻すタイミングもミラーで見ればだいたい分かる。
問題は最後、ハンドルを逆に切り始めるタイミングがなかなか難しい。
右後輪が駐車範囲に入ったころ切ればいい、というのは言われれば分かるが、
実際に分かるかというとなかなか難しい。それでもなんとか、
現物を見ながら駐車スペースに入れることはできるようになった。
ただ、問題が1つある。今日、練習に使った車はマーチなのだが、
この車、試験車であるクルーより最小回転半径が小さいのだ。
つまり試験車よりも運転はしやすいわけで、
当日「あれっ?」と思うことがあるかもしれない。
方向変換については車種差を吸収できるだけの技能が身についたと思うが。
その後、後輩には家まで送ってもらった。 練習前にも東戸塚の駅まで迎えにきてもらった。 免許取得時には何かお礼をします…と言った記憶があるのだが、 実際には何もしていないような気もする。 ひとまず、この場を借りてお礼申し上げます。_o_
コース開放(2時間) | ‥‥‥‥‥ | 7000 |
Part 25 小計 | 7000 | |
これまでの合計 | 205280 |