阪神梅田から山陽姫路まで、直通の「直通特急」が運転を開始しました。
停車駅は両社の従来の特急とほぼ同じで、梅田・姫路間は最速87分。昼間は
30分に1本、ラッシュ時には最高で12分に1本運転されます。
使用車両は、阪神が8000系と9000系、山陽が5000系と5030系です。
長らく12分ヘッドだった昼間が10分ヘッドになりました。ほとんどの駅で、
乗車チャンスは2割増。非常に便利になりました。
これにともない、昼間の優等列車は、特急(直通含む)と急行の2本建てと
なりました。急行は西宮止まり(休日は甲子園止まり)で、直通特急を除く特
急は新たに魚崎に停車。また、休日は甲子園に特急が終日停車します。
また、20分ヘッドの武庫川線との接続も改善され、20分に1本、どの方向へ
もすぐに乗り継げるようになりました。
いろいろありますが、思いつくまま挙げてみると、
ダイヤ改正による運用の効率化で、赤胴車に余剰が生じたことから、3000系
4編成12両(第1〜4編成)が廃車となりました。
営業運転最終日には、休日朝方の準急という、非常に3000系らしい運用につ
いた、とのことです。
しばらく尼崎の留置線で眠っていましたが、順次解体されたようです。