1998年暮れ、
2両単位で切り離しのできるジェットカーの一部が編成の組み替えを行い、
それまでとちがった編成を組んで営業運転を開始しました。
具体的には、5311〜5314および5143、5144、5269、5270が、
5311-5312-5269-5270 5143-5144-5313-5314
という編成になりました。
ただ、後者の編成は、このページを書いた時点では確認できていませんでした。
運転台の向きなどから、編成を組むとすればこうなるだろう、という予想です。
(結局、予想どおりの編成が1999年4月に営業運転を開始しました。)
5143Fはチョッパ制御、5313Fも同じくチョッパ制御です。
メーカーは異なりますが、5143Fにとっては慣れたものです。:-) ということで、
この編成の走行性能をフルに引き出すために組み替えたのではないか、
と考えることができます。
(実際にどうちがうかは知りません。単なる憶測です。)
ただ、こうやって組み替えると、5311Fが非チョッパ車とペアを組むことになり、
同じように考えると、
こちらの編成は走行性能がフルに引き出せないことになります。
そこで、5311Fと5269Fを廃車とし、5143Fと5313Fが生き残るのではないか、
という第2の憶測が生まれます。そして、それは現実のものとなりました。
すなわち、1999年3月末に、5311F+5269Fの編成(と、
5261F+5263F)が廃車になることが決定しました。
ということで、この組み替えは、チョッパ制御車をできるだけ廃車にしたくない、
という意向によるものではないかと考えられます。