運転免許騒動記
免許取得への道 Part 4
2002年10月20日:重役通学

 夜間作業明けで教習所に通うと何が起こるか。


緊急出動

 夜間作業を終えて帰宅。今日は11時から適性検査を受けるので、 当然、まずは仮眠である。
 目覚ましを無意識のうちに止め、はっと目が覚めた。時計を見ると…10時20分。(T_T) 10時40分には自動車学校に着いてないといけないのに。
 しかし、10時40分から適性検査が始まるわけではなく、 まずはコースに移動して、検査は11時から始まる。 ということは、コースに直行すればまだ間に合う可能性はある。 相鉄の時刻を調べると、10時35分の電車には乗れそうだと分かったので、 教習所に一報を入れたのちにあわてて家を出た。
 10時35分の普通に乗ると星川で快速に接続し、二俣川に着くのは10時47分。 タクシーをつかまえれば11時にコース入りするのは困難ではない。 ただ、マイナーな自動車学校の練習コースなんて、 タクシーの運転手さんは知っているだろうか。 それが心配で、車内では付近の地図を調べ、 自分でナビゲーションする準備をしていた。
 二俣川に到着。 北口のタクシー乗り場に直行すると、幸いにして空車はあり余るほどいた。 単に「コースまで」と言ったところ場所が分からなかったようだが、 「中沢高校の近くの…」と告げると「あぁ、あれね」という返事。 タクシーはいつも歩く道を「清水ヶ丘団地入口」まで走り、 そこから坂道を登って迷わずコースへ。時計を見ると10時55分にもなっていなかった。 しかもぎりぎり駅からワンメーターで、おねだん660円。助かった。 適性検査の料金は2600円、キャンセルするとこの料金は戻ってこないので、 660円でこれが救えるなら安いものだ(が、 たかだか20分早く起きればタダだったんだよなぁ。)


適性検査:出題意図、バレてます

 かなり疲れた状態で適性検査を受ける。 といっても視力を測るのではなく、知能検査みたいな問題を延々やるやつだ。 指定校のカリキュラムに組み込まれているのは知っているが、 これって免許取得の必要条件じゃないよなぁ。 だとしたら、節約のためには受検を拒否すべきところだが、 入校当初「必須でない」ということに確信が持てなかったので今回は受けることにした。 結果にもいちおう興味があったし。
 この手の検査は何度か受けたことがあったので、 一部の検査については事前に「何を見たいのか」という意図が分かってしまい、 やや興ざめ。しかし意図が分かっていても、かんたんな足し算、 引き算なんかだとひたすら数をかせぎたくなって、 自分の能力の限界ぎりぎりを狙ってしまうのだが。
 検査は50分できちんと終わった。 せっかく来たので、1時間だけ練習して帰ることにする。 体力の点では2時間ぐらい練習できそうだったのだが、 疲れていると予想して1時間ぶんしか予約していなかったのだ。 こういう「疲れの見積もり」がなかなか難しい。


7時間目:遅いことはいいことか

 通算7時間目となる練習。 この前のような、練習開始直後の「ショック症状」はだいぶ和らいだのだが、 やはり1周ぐらい走るまではどこか違和感がある。
 今日の発見としては、カーブなどであまりスピードを落としすぎると、 かえってハンドル操作がやりにくいということ。 スピードが出ているとタイヤがまっすぐになろうとするので、 特にカーブを出たときのスムーズさがだいぶちがう。最初のうちは、 ハンドルが完全にまっすぐになるまではアクセルを踏めなかったものだが、 そこであえて踏んでみると新たな境地が開ける。 ハンドルを完全に戻さないままアクセルを踏んでも、 意外に曲がっていかないものである。


本日の支出

タクシー料金 ‥‥‥‥‥ 660

Part 4 小計 660
これまでの合計 87210


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最終更新: 2003年 4月26日
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