郵便局の送金サービス
使いこなしガイド

[警告]この文書は長年更新されていません

 この文書は本来、世の中の現状について解説するために公開しているものであり、 常に現状に追随することが期待されます。
 しかし実際には、最後の更新(ページ末尾に記載)から相当な年月が経過しており、 記載内容は現状に追随していません。 また、この文書を今後更新する予定はありません。
 したがって、この文書は本来の目的を達成していません。 最終更新当時の世の中の様子を伝えるという、 本来とは異なる目的で公開を続けているものです。
 以上の点を理解のうえ、お読みください。

はじめに

 郵便局で送金…というと何が思い浮かびますか? 見慣れた払込み用紙でしょうか、 それともさかんに宣伝されている「ぱ・る・る」でしょうか。
 郵便局の送金サービスは実に多様で、中にはよく知られていないものもあります。 が、そうした「知られざるサービス」が手数料の節約につながったり、 いざというときに役立ったりします
 このページでは、いろいろな角度から郵便局の送金サービスを紹介しています。

 なお、2007年10月の郵政民営化以降、 郵便局で送金サービスを提供しているのは「ゆうちょ銀行」ですが、 この文書では単に「郵便局」と表記することがあります。

全国どこでもOK

 全国どこにでもあるのが郵便局のいいところ。 相手の住所を気にせず済むので、 たとえばネットオークションの決済手段として非常に便利。 いつも銀行振込のあなたも、ぜひ。


Index

はじめの一歩

 「送金のことはまったく分からない」という人はこの文書から。 郵便局の送金サービスの全体像が5分でつかめます。

送金手段まとめてチェック

 とにかく必要最低限の整理された情報だけが見たい!という人はこちら。 カンのいい人なら、一目見ただけで分かっちゃいます。

理解のためのキーワード

「振替と払込みはどうちがうの?」
「ぱ・る・るの送金機能って何?」
「総合口座のオートスウィングって何?」
 そんなあなたに、郵便局の送金のカギを握るキーワードを解説。

受取人のためのメモ

 ネットオークションなどで、 見知らぬ人にお金を送ってもらう機会も増えてきました。 あなたは送金者に手続きの詳細を案内できますか?  手数料は? 所要日数は? 相手が口座を持っていなくてもだいじょうぶ?
 送金を受ける立場から、使えそうなサービスをまとめてみました。

はじめての一般振替口座

 いわば「プロ用」の一般振替口座。でも一個人も持つことはできるんです。 送金手数料節約の切り札である一般振替口座、 開設から送金まで、ひととおりの手続きをまとめました。

料金節約のヒント

 「ふだんよく利用する手続きでいかに料金を節約するか」 に的を絞って各種サービスを紹介。 ものによっては、料金が安いうえに便利になるなんてことも。

続編(たぶん永遠に執筆予定)
  • 「こんなときにはこのサービス」という実例集
  • 各サービスの詳細

[重要] 郵政民営化による変更点

 2007年10月の郵政民営化に伴って送金サービスが大幅に整理され、 これまで「穴場的存在」だった格安のサービスが廃止・値上げされました。 これにより、一般振替口座を持つ意味がかなり小さくなりました
 主な変更点を以下に示します。

 上記の変更点を見ると、自分がお金を送る側に立った場合、 一般振替口座を持つ意味がほとんどなくなるといえます。 一方、通信販売等をやっていて、自分がお金を受け取る側にいる場合、 通常払込みを利用すれば、依然として料金面でのメリットがありますし(ただし、 電信振替の無料化が終了した後)、「別名使用」が可能なことも、 人によってはメリットといえるでしょう。
 蛇足ですが、通常払込みの区分変更・値上げについては、民営化により、 新たに印紙税の納税義務が生じることを反映したとのことです。 また、通常振替の廃止は、 取扱い量の減少がその理由だそうで(真の理由は「採算割れ」ではないかと推測しますが)、 同一の用紙を使用する「通常現金払」の帳票による取扱いも同時に廃止、 ということではないかと思います。



(c) SWA / KASAI TakayaSWA へメールを送る
最終更新: 2007年12月16日
簡易包装にご協力ください。